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2012年07月16日

モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)アニメ 評価/レビュー

モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)のレビュー画像

個人評価

星 3つ
★★★☆
☆☆☆☆

過保護でヌルい世界観


ジャンルがコメディなら割り切って観れますが物語ベースはシリアス。「現役女子高生」設定を優先する為に過保護になって、自分の首を絞めてる感覚です。また、主人公の魅力は描かれず周囲がヨイショばっかりしてる人形劇にも思える・・・う~ん、説明が難しい。

以下、『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)』についてネタバレを気にしていないレビュー/感想です。




毎話レビューを始めた経緯は公式キャッチの『痛快スペースオペラ』
ってキーワードに惹かれたからだけど、終わってみればガッカリ・・・
振り返ると、太陽光を利用して反撃した5話がピークだった模様。
以下、不満点をザックリと。


ひたすらヌルい世界観!

終始「この人たち、何で海賊やってるの?」と引っ掛かってました。
海賊設定の歴史背景を振り返ると、
①独立戦争前は、野蛮なアウトローだった。⇒これぞ海賊の本質だし納得。
②独立戦争時、政府への協力と引換えに公認の『海賊免許』を得る。
⇒ギブアンドテイクだし納得。政府にとっては苦肉の策で、代償は大きいハズ。
③そして問題の現在。上記経緯を振り返れば、野蛮なアウトロー行為をやっても
政府からお咎め無しって処が「海賊免許の旨み」じゃないのかな?
言葉が悪いけど、社会の寄生虫的存在になってて然るべき流れ。


でも、最後まで『海賊稼業の誇り・旨み』には言及されず・・・
上の②で得た利益が、どうして現在のヌルい状況になっちゃってるのか?
終盤、敵のクォーツが同じ趣旨の質問をマリカにしたけど案の定ズレた返答・・・
そりゃそうです。ビシッと答えを返せるような物語構成じゃ無いですから!
もし「職業海賊」を強制する行政と敵対関係にあるなら反骨心も描けるけど、
どうやら両者は良好な関係。せっかく私掠船免状の50日ルールとか作ったなら、
行政は海賊の自然消滅を狙ってる敵対関係にすりゃいいのにと思えます。


成り行きで海賊になって、成り行きで仕事をしてる主人公マリカ・・・
一体何がしたいのか?全く芯を感じない。てか「芯」の部分を描こうともしてないし
別にお気楽スペースコメディなら気にしないけど、世界観はコメディとは違う。


主人公が「元」女子高生なら全く問題ないのに、「現役」設定がホント邪魔。
学校で海賊船長をやってる事が秘密なら面白味も残るけど、それすら無い・・・
妄想だけど「現役」女子高生という基本軸を守る為だけに、過保護とも思える
ヌルい設定を構築してませんか

海賊の立ち位置にチグハグさを感じるのは、全てココが元凶だと思えます。


ひたらす周囲から持ち上げられるマリカ船長に違和感!

「痛快な事を魅せたい」という制作意図は感じます。でもね・・・
大して痛快な事はやってないんですよ。それに反して、周囲の人物が
やたらマリカを持ち上げる手法で痛快感を補完してくる訳です

この違和感と茶番臭・・・説明が難しいけど上手く伝わって欲しい!
終盤近くにはマリカの天然ドヤ顔にイライラしてくる始末。


船長を主人公にして痛快モノをやるのは至難の業だと思ってます。
主人公の魅せ所が「発想力と決断力」くらいに限定されますから。
つまり「発想力と決断力」ネタをどれだけ創作できるかに掛かってくる。
まぁコブラみたいに本人が武器同然ならクリアできる問題だけど、
マリカの左手にサイコガンは有りません。
要約すると、マリカの「発想力・決断力」からは魅力を感じないって事


別の手段は弁天丸に個性的なスペックを持たせて船長の魅せ場を
作ってやる事ですが、そんな設定すら無い・・・
オリジナル兵器も無けりゃワープ航法も一般化してる。そのワープに
至っては何の使用制限もなく、お手軽感覚でホイホイ使っちゃう・・・
売りの1つ電子戦だって戦術的・演出的に空気でトホホです。


もう1つの手段は敵目線を描いて間接的にマリカを持ち上げる事だけど、
そもそも敵目線がほとんど登場してこない・・・
仕方が無いので身内による異質な持ち上げ手法に至っているのでは?
「痛快演出の空回り」と感じるのは、恐らくこの辺が原因のハズ。


肩透かしのオンパレード!

2つあって、1つ目は尺の使い方に肩透かし。
どうでもいい説明は冗長にやる反面、肝心の魅せ場は華麗にスルーしてくる・・・
例を挙げれば「マリカと弁天丸クルーのファーストコンタクト」とか、
「幽霊船編の解決方法」「セレニティ王国の後日談」などなど。
え~!面白くなりそうな素材を掘り下げないの?ってな感じ。


もう1つは「回を跨いだ繋ぎ」に肩透かし・・・コレがホント多かった!
エンディング前に取り合えず煽っといて、次話で「逃げる」やら「行き当たり
バッタリ」やらテンションを下げる事の繰り返し
・・・中盤辺りに気付いて
過剰に期待するのを止めましたが、正解だったと思います。


長くなりましたが最後に。1~26話までの各話レビューもやってます。
愚痴ばっかり書いてますが、宜しければそちらも御一読を。
⇒『モーレツ宇宙海賊(パイレーツ)各話 評価/レビュー

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プロフィール

satrie

name:satrie
ジャンル・新旧を問わず何でも観ます。
作画・音楽・声優には興味が有りません。
十分条件であって必要条件では無い訳で。
とにかく総合的に面白い話が観たい!
ズレた愚痴の多いレビューですが、
ゆっくり見ていってね!

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