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2012年10月18日

戦国コレクション(アニメ) 評価/レビュー

戦国コレクションのレビュー画像

個人評価

星 7つ
★★★★
★★★☆

ビックリ箱みたいな小噺アニメ


「観て良かったランキング」を作るなら上位に入れたい!それ程、序盤3話と全話鑑賞後の印象にギャップが有るアニメです。喰わず嫌い・先入感はやっぱり怖い...

以下、『戦国コレクション』についてネタバレを気にしていないレビュー/感想です。




毎回主人公が違う小噺形式の手法って、何かで有った気がしますが
思い出せません...何にせよ、固定人物で進める物語では難しい
異ジャンルエピソードを、性格の違う主人公を利用して披露する構成が特徴です。
上で「ビックリ箱」と称したのは、次話の作風が全く読めないから。


どうやら既存映画などがモチーフらしいけど、知識が乏しい自分にとっては
面白けりゃ何だってOK!(流石に銀英伝は100%認識出来たけど)
そういう意味では、逆にモチーフ元を観る楽しみが出来たって事。


歴史人物についても同様で、史実ネタのパロディ要素と考えればいいだけ。
史実に疎い自分にとっては、コレも逆の楽しみが出来たって事。
とは言え、余程のマニアックネタ以外なら知識の範囲に収まってます。


多面性があってレビューの切り口が難しいので、各話毎で雑感を。
メリハリを付けたいので、スルメ度(再視聴する度)と称して
3段階評価もやってみました。
集計結果は、星3つが6話・星2つが15話・星1つが5話。
全26話でコレだけヒット率が高けりゃ充分です。


(1話)織田信長  スルメ度:★★☆

戦国コレクション織田信長のレビュー画像ボーイミーツガール・突然美少女が降ってきた系。
軽いテイストながらも信長の気質は踏襲してます。褒美と称して「御礼」にギヤマンを贈るオチも爽やか。初見時には感じなかったけど、信長主役回と考えれば平均以上の出来。ただ秘宝の説明回も兼ねてるから内容が薄くなってるのが残念。もっと現代風景に目を輝かせる信長を観たかったかも...


信長個人はフランクな感じがして大好きなキャラ。13話アゲハとの絡み・16話ロシアンルーレット・23話変質者扱い・26話光秀と追いかけっこ等々。毎回秘宝集めパターンだと飽きるけど、適度な出番だった事も効を奏してます。


(2話)徳川家康  スルメ度:★☆☆

戦国コレクション徳川家康のレビュー画像人を喜ばせる者=アイドルとして天下を獲る!まぁ徳川家康らしいエピソードを持ってきてます。トントン拍子の進行で起伏が無くオチに捻りも無いのでスルメ度は足りません。
初見時だと先行き不安...って人も多かったのでは?自分もその中の1人です。


(3話)上杉謙信・直江兼続  スルメ度:★☆☆

戦国コレクション上杉謙信・直江兼続のレビュー画像現代人が介入していない百合百合な回。
「天下統一」という元の世界での夢にスポットを当てた唯一の回とも言えます。まぁ戦国武将がメインなので理解は出来るけど、内容が直球過ぎて平凡。
視聴者の3話切りを決定付けてるように思えて残念...もっと後に持ってくる構成は出来なかったのかな?ぶっちゃけ初見時、1~3話の視聴求心力は高くなかったです。最後まで観ると印象が変わったけど。


(4話)伊達政宗  スルメ度:★★☆

戦国コレクション伊達政宗のレビュー画像勝手に命名すると『姉御シリーズ第1弾!』
1~3話から雰囲気がガラリと変わり、このアニメ面白いかも...って思えた分岐点。作風・ジャンルの自由度はやっぱり最大の特徴です。
エピソードの内容も先が気になる濃密展開。正宗サンはカッケーし妙に可愛い!母親の事で怒ったり、組長への怒りの原因が部下の事だったりと涙モノ。


(5話)塚原ト伝  スルメ度:★★★

戦国コレクション塚原ト伝のレビュー画像みんな大好きト伝チャン!雰囲気が抜群!
まぁキャラ萌えを抜きにしても話の内容が面白い。平然と帯刀している侍たちを逆手に取った自虐パロディの一面を併せ持ってます。3段オチも痛快!1段目で捏造を暴き、2段目で一刀斎を登場させて「刀よりカメラの方が強いんだっ!」と言わしめる。で、3段目がト伝探検隊。以降の回でこのト伝探検隊をフォローしてくれるサービス精神には感謝です。


褒め過ぎですが、4話で感じた「面白いかも」から「面白い!」に変わった回でした。信長の秘宝回収パターンも登場せず、単話主人公形式の自由度が明確になった回とも言えます。


(6話)平賀源内  スルメ度:★☆☆

戦国コレクション平賀源内のレビュー画像現代人との交流を描いたハートフル回。
もし源内が未来に来たら喜ぶだろうって思うので、心憎い所を突いてきてます。ただ物語としてはベタで直球勝負なので何かが足りない...ちょっと変化球的なオチを期待しすぎたかも。


(7話)松尾芭蕉  スルメ度:★★☆

戦国コレクション松尾芭蕉のレビュー画像短編映画的な作り。勿論モチーフ元はあるんだろうけど、このブログでは触れません。メインの楽しさはソコじゃない。
内容に関しては、綺麗にまとまってるけどスルメ度は普通。何だろう...感情を揺さぶるモノが足りない感じ。もしかしたらオバサンの偏屈さが過剰すぎるのも原因?30分で変化を描くのは相当に難しい...


(8話)豊臣秀吉  スルメ度:★★☆

戦国コレクション豊臣秀吉のレビュー画像メルヘン回で、ぶっちゃけ話の内容自体に惹かれる点は無かったり...但し!内容よりもキャラパワーで魅せてくれる特殊な回かも。秀吉の能天気なアホさ加減と湧き出るバイタリティ感は超ツボです!もし史実の秀吉を踏襲して狙って作り込んでるなら、恐るべき制作陣。


(9話・10話)北条早雲  スルメ度:★★☆

戦国コレクション北条早雲・高橋純のレビュー画像武将バトル面と一般人との友情面を併せ持った回。
正直、早雲より高橋純の方を目で追ってました。それくらい高橋純の思惑・リアクションが面白いし、早雲を心配する雰囲気がツボ。早雲の事を普通の女子高生として扱っている所が肝なのかも。最終回、2人の後日談を見せてくれた制作陣には感謝です。


(11話)松永久秀  スルメ度:★★☆

戦国コレクション松永久秀のレビュー画像『姉御シリーズ第2弾!』
大人の雰囲気で「プロの仕事は2手3手先を読む」の台詞通りスリリングな展開です。「この先は読めなかった」と言わしめた百合オチも綺麗に纏まっていて清々しい。サラちゃん、健気で良い子です。


(12話)前田慶次  スルメ度:★★☆

戦国コレクション前田慶次のレビュー画像『姉御シリーズ第3弾!』
松風と呼んでバイクに跨る前田慶次カッケー!なんて思ってたら、昼間は冴えない風貌を演じてたり。この2つの顔が今話の魅力です。先生が再登場して百合チックだったり、1話の太田クンも再登場してたりしてニヤリ。いやはや遊び心が満載です。


(13話)杉谷善住坊  スルメ度:★★☆

戦国コレクション杉谷善住坊・アゲハのレビュー画像現代人との交流を描き、最終的には百合回。
早雲回と同じく、善住坊より一般人アゲハの存在がツボでした。このアホ加減とバイタリティは秀吉に通じるモノを感じます。流石にソコまでは狙ってないでしょうが、もし信長チャンがアゲハに秀吉を重ねるシーンとか有ったなら深みは増したかも。
シレッと秀吉から仕送りをもらってる信長チャンは史実パロ?湧き出る米を売った金かも...なんて妄想できる所も、このアニメが楽しめる要因の1つです。


(14話)近藤勇・土方歳三・沖田総司  スルメ度:★★★

戦国コレクション近藤勇・土方歳三・沖田総司のレビュー画像シチュエーションコメディで沖田総司が主役扱い。
初見のインパクトは弱くてもジワジワくる面白さがあるのでスルメ度なら満点。そうなる要因は明らかで、沖田総司の表情・ツッコミ・弄られバランスが絶妙に思えます。いかにも薄幸そうなキャラデザもアシスト効果が大きい!


(15話)最上義光  スルメ度:★☆☆

戦国コレクション最上義光のレビュー画像史実に詳しい人なら楽しめるのかな?自分はそうじゃないので、最上義光のビビリっぷり位しか見所がありません。正宗がガッツリ再登場してくれたのは嬉しいけど。視聴者に正宗エピソードが続いてると伝える事はワクテカ感を煽る意味で重要です。
取り敢えず、伊達正宗・最上義光・足利義輝の史実関係に興味を持てた事には感謝。


(16話)足利義輝・柳生石舟斎・千利休・織田信長  スルメ度:★★★

戦国コレクション足利義輝のレビュー画像『喧嘩するほど仲がよい』を具現化したような話。足利義輝の腹黒さ・千利休のツッコミ・転げ廻る信長チャンなど見所満載!特に2転3転する義輝の表情・言動は秀逸でした。オチも綺麗にまとめていて30分が凄く濃厚に感じます。


(17話)劉備  スルメ度:★★☆

戦国コレクション劉備のレビュー画像ハートフル回。7話の頑固オバサンと決定的に違うのは、動物相手なら素直になれる老婆の裏側を描いている所。夕方、メモ書きを残して消える劉備の健気さも地味に効果的です。コレの有無によって老婆目線の印象も視聴者目線の印象も随分と変化しそう。お約束で甥っ子を撃退するシーンも視聴者の期待に応えています。何にせよ、豚モードが可愛いから観てるコッチも癒されました。


(18話)大谷吉継  スルメ度:★★☆

戦国コレクション大谷吉継のレビュー画像異彩を放っているエピソード。とにかく他回と毛色が違う。演出・ジャンルの違いもあるけど、他の歴史人物が登場せず独立しているのが特徴です。
内容の方は、工場で働いてるシーンが胸に突き刺さる...直接的な繋がりは無くても『戦コレ』というアニメ枠内で他の幸せそうなキャラとのギャップを狙っているなら、制作陣は相当な策士。


(19話・20話)明智光秀  スルメ度:★★☆

戦国コレクション明智光秀のレビュー画像19話は探偵ミステリー風。夢オチとはいえ、充分に先が気になる展開でした。光秀のラストセリフ「私が信長様を...」に繋げるべく逆算した上手い構成。


20話はクラシック音楽を多用して気持ちを盛り上げる史実踏襲。モチーフ元が『アマデウス』と知って目から鱗です。ナルホド、共通点はありますね。この2つを掛け合わせるセンスが素晴らしい!


(21話)武田信玄  スルメ度:★★★

戦国コレクション武田信玄のレビュー画像一味変わったエピソード。『人類の命運は武田信玄とポット型ロボットに託された!』
うん、実にキャッチーで単純明快な物語です。
皆さん思ってるだろうけど、フサードの存在が今話の肝。古今東西、相棒と名のつく名脇役は「面白さ」の必須条件なのかも。信玄の活躍を描きつつ、フサードのサポート描写もシッカリ押さえてる丁寧な作りには拍手を送りたい!火炎放射する信玄を背中から押してたり、移動手段として活用したり、小型艇の操作を一任したり。
もちろん2人の会話が楽しめるのは言うまでもありません。最終回、夜店で「武田手羽軍団」を観れた喜びは格別です。


(22話)片倉小十郎・伊達政宗  スルメ度:★★☆

戦国コレクション片倉小十郎のレビュー画像女の愛憎劇、伊達政宗シリーズ完結編!
いやはや警察に追われる正宗を上手に救済してくれました。加えて、観てるコッチが赤面しちゃうガチ百合オチ。町ぐるみの協力に説得力を感じるのは、ココまでの正宗を観てきて刷り込まれたキャラ立ての恩恵でしょう。
それにしても、葬式の場で泣いてた女性が正宗の内縁の妻だったと妄想すると地味に笑えてきます。


(23話)尼子経久  スルメ度:★★★

戦国コレクション尼子経久のレビュー画像『銀河英雄伝説』好きとしては流石にスルーできない!ナレーターにも本職を使う徹底ぶり。あの独特の言い回しが堪りません!他にもパロディネタは一杯あって制作陣の愛を感じます。


銀英伝ネタを抜きにしても、物語として格別に面白い!棒倒しの知能戦は良く出来てるし、何より砂城を作る童心のワクテカ感を煽ってくれる所が秀逸。外堀に水が流れていくシーンなんか涙モノ。


変質者扱いされて「ちきしょう!覚えてろっ!」の捨てセリフを言っちゃう
信長チャンも可愛く、園児に混じった3人娘も地味に笑えます。


(24話)徳川家康  スルメ度:★☆☆

戦国コレクション徳川家康のレビュー画像2家康チャンがメインで再登場。
劇中劇スタイルが読めちゃうし、オチに集約した物語なのでスルメ度は弱いです。ただ、ロザリーの後日談をフォローする辺りに登場人物への愛が垣間見えます。実に抜け目が無い。


(25話)今川義元・風魔小太郎  スルメ度:★★☆

戦国コレクション今川義元・風魔小太郎のレビュー画像最終回に向けて今川軍団が再登場。
バトルの前段階で釣りをメインに持ってくる構成には脱帽です。風魔小太郎のアホっぽさも健在で嬉しくなるし、釣り雑誌が山積みになっていく今川義元もツボ。『一生楽しめる趣味は釣り』って格言を体現してくれてます。釣りキチ三平演出の「ボート下に巨大な魚影」にはワクテカ。まぁ沼の主との戦いに期待しちゃったからオチは残念なんだけど...


(26話)織田信長・明智光秀ほか  スルメ度:★★★

戦国コレクション織田信長・塚原ト伝のレビュー画像最後まで観た視聴者への御褒美回!
スルメ度を最高にしてるのは、後半にあった後日談パートに対しての評価。とは言え前半も綺麗にまとまってる大団円で、今川軍団とも決着を付けてるし光秀と信長の確執もシッカリ解消してます。全編通じて百合百合なのは笑えますが、コレも『戦コレ』の味と思えば感慨深い特徴です。


どのキャラも活き活きしてて観てるコッチも元気になれる...オーラスで後日談を流してくれた制作陣に感謝です。各エピソードのtrue endが集結している至高の出来!


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プロフィール

satrie

name:satrie
ジャンル・新旧を問わず何でも観ます。
作画・音楽・声優には興味が有りません。
十分条件であって必要条件では無い訳で。
とにかく総合的に面白い話が観たい!
ズレた愚痴の多いレビューですが、
ゆっくり見ていってね!

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