アニメの評価基準
--年--月--日

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012年01月01日

殴る女(ドラマ) 評価/レビュー

殴る女のレビュー画像

個人評価

星 8つ
★★★★
★★★★

何度でも観れる秀逸さ


個人的に1番好きなドラマ。感情のツボを巧みに押さえてあるから何度でも観たくなります。恋愛ベースの物語なのに痛快感・爽快感を得られる点は特徴的。題材であるボクシングを効果的に利用してます。

以下、『殴る女』についてネタバレを気にしていないレビュー/感想です。




アニメがメインの評価/感想ブログでドラマまで範囲を拡げてある理由は、
この「殴る女」というドラマだけは絶対に感想を書きたかったから。
それ位に大好きで、未だこの作品を上回るドラマに出会えていません。
つまり現時点でドラマ部門のNo.1!このドラマレビューがブログの最終目標と
言っても過言じゃ無いんですが、こんな段階で書いてるって事は早くもネタ切れ?
さて『殴る女』に対する思い入れを伝えた所で本題の方へ。
最初、突っこまれそうな2項目に対し見解を書いておきます。


1つ目、『ボクシング描写が素人っぽい』

コレに関してはボクシングドラマじゃ無いのでどうでもいい。
むしろ役者が演じるボクサーを一瞬でカッケーと思わせる構成力・演出力に脱帽
実質の試合描写は3試合ですが、3話の「トレーナー命令です~!」
8話「打って打って打ちまくれ~!」そして最終回の「打てぇぇええ!」 など、
セリフきっかけで逆境から一転して痛快・強烈に盛り上げてくれます。


2つ目、『話の展開が漫画チック』

恋愛の描き方は、いかにも共テレドラマ!って感じです。だが、それがいい!
自分はリアル系の恋愛モノが苦手なので、共テレ制作くらいが丁度合ってる。
メイン4人が近い関係だったり、タイトルマッチと結婚式が同じ日だったりと
御都合設定もありますが、観てる最中は気にならないので問題無し。
強引にタイトルマッチを決める流れも、キャラの魅力を出しながら面白い話に
仕上げてあるなぁ、と感心さえします。


さて、どういった切り口でこのドラマの魅力を語ればいいのやら・・・
一杯あって文章にしづらいので、箇条書きにします。


恋愛過程の描写が非常に丁寧!

ボクシングを通じて香と澤田が互いに惹かれていく感じがすごく伝わってきます。
エピソードを積み重ねていく構成が上手いのかな?
澤田の描き方も、ふざけた感じからマジメな感じまで幅とギャップが効いてる。
実際、男でも澤田に惚れてしまいそうな秀逸な描かれ方


リアル恋愛モノが苦手なのは、好きになっていく過程を省いて上っ面だけで
好きだ嫌いだやってるパターンが多いから。こんなの全然ハマれません。
また男女コンビ物で恋愛を絡めるプロットは多いですが、2人の職業描写が本筋で
恋愛描写は添え物ってドラマは意外と多い気がします。
でも『殴る女』の比重は違っていて、逆にボクシングの定番エピソードを
上手く利用したコンビ恋愛モノに仕上げてると思えます。


しかし只の恋愛ドラマでは無い!

ロートルボクサーがトレーナーとコンビで成り上がっていく描写も秀逸で面白い!
恐らく「ロートル」ってキーワードが上手い設定だと思うし、
その設定を存分に活かしている構成・演出も見事。
主演が若造の設定だと青臭い話になっちゃって多分ハマレません。


カップル2組の交錯する表現がとにかく秀逸!

4人絡みのコメディシーンはニヤニヤできるし、早坂・立花両者の余裕ぶった
大人対応からジリジリと焦りに転じていく過程もすごく良い!


最終回の出来が抜群に良い!

恋愛ドラマでこんな爽やかな気分になれる最終回を観た事がありません。
ラストシーン以外にも見所満載で、「ここがお前の居場所なんだよ!」⇒
「打てぇぇええ!」⇒「澤田さんの眼になろうと思いました」⇒
「あの男は必ず戻ってきますよ・・・あの女と一緒にね」⇒「遅~い」などなど。
ウン、タイトルマッチが始まってからラストまで全てが見せ場と言っても過言じゃない。
ちなみに9話のタイトルマッチ前夜、澤田のプレゼントと香の回想シーンは号泣モノ
丁寧な描写の積み重ねは、こうゆう回想シーンで効いてくるんです!


脇役の使い方が絶妙!

主に会長と元木の事を指しています。
会長は「これぞ小野サン」って感じの役柄だし、意外だったのは元木ってキャラを
上手い具合に要所で使ってるなぁと。この感覚、是非とも伝わって欲しい・・・


サントラがすごく良い!

曲調がドラマの雰囲気にマッチしてて、コミカル系・しっとり系とバリエーションも豊富。
最終回「打てぇぇええ!」のシーンBGMは鳥肌モノですが、
ドラマの印象的なシーンって相当にサントラの使い方が貢献してる。
もはやメジャーですが「大島ミチル」って作曲家を知ったのはこのドラマが最初です。
「ショムニ」の方が先みたいだけど、曲の印象はガラッと変わっててホント幅のある
作曲家ですね。「さよなら小津先生」のサントラも大好きでした。


名前の呼び方に気を使ってる!

コレは自分にとっては重要項目でして、不自然な「名前呼び捨て」が凄く苦手。
でも、このドラマはとにかく自然!香は「澤田サン」って呼ぶし澤田は「お前・オイ」。
他の人も「~サン」「~チャン」。澤田は立花の事を「ヨーコ」と呼び捨てしますが、
澤田のキャラからみて自然なので全く問題なし。


呼び方以外にも自然だなと思う点があります。
例えば、結婚適齢期って事もあって香が惰性で婚約してる感じがうまく出てたり。
実際、男も女もこんな人ばっかりだろうと思っているので。
他にも澤田が早坂に対する時の一般社会人らしい態度とか、いろいろ。


気付けば恐ろしく長文になってる・・・でも、最後に。

正直、脚本家の力量は1部例外を除いてそんな重要じゃないと妄想してます。
貢献してると思うのは、演出「小椋久雄」企画「石原隆」プロデューサー「岩田祐二」。
この妄想の根拠は、石原企画モノに当たりが多いと思う事。
加えて小椋演出モノにも個人的に当たりが多いから。
「チャンス!」「コーチ」「こんな恋のはなし」「私を旅館に連れてって」などなど。
どれも「殴る女」に匹敵する名作だと思っています。ドラマ・アニメを問わず、
企画・構成・演出でほぼ面白さは決まっちゃうのでは。


思う事を全て書けたか自信はありませんが、取り敢えずスッキリ。
どれだけ『殴る女』というドラマが好きなのか伝われば幸いです。
でも演出面を含めてもっと語りたいし、普段やってない毎話レビューをやるかも。


(おまけ)恐らくドラマのメインテーマ。他にも良い曲がたくさん有ります。

関連記事
最新記事
カテゴリ
リンク
プロフィール

satrie

name:satrie
ジャンル・新旧を問わず何でも観ます。
作画・音楽・声優には興味が有りません。
十分条件であって必要条件では無い訳で。
とにかく総合的に面白い話が観たい!
ズレた愚痴の多いレビューですが、
ゆっくり見ていってね!

Q
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。